お悩みタイトル【ペットの安楽死について】

今回は、11歳のシェルティーハイジの事で相談です。2年9ヶ月前に、膀胱癌手術して、現在再発してしまっており、獣医師より、余命宣告を受ける寸前です。
出来るだけオヤツを、好きなだけ与えたいと思っておりますが、好きなミニトマト、苺を、沢山与えても、もう体重に気を使う必要性が無いので、良いでしょうか?
2つ目は、日本では、安楽死は認められていますでしょうか?獣医師の考え方次第でしょうか?
どうぞ、宜しくお願いします。

ニックネーム:黒潮
ペット:(犬・シェルティー) (犬・ミックス(マルチーズとダックス)) 

黒潮さん、ハイジちゃん、こんにちは。
お二人ともとても頑張っておられるのですね。

ハイジちゃんはいちごとミニトマトが好きなのですね!
診断する獣医師の先生により考え方は様々ですが、今の状況ではハイジちゃんが食べてくれること、楽しんでくれることが一番重要です。
害のある成分がない限り、あまり制限する必要はないと思います。
なにより、「食べてくれる」ことが嬉しいですよね。
ただ、いちごには犬が食べてはいけないキシリトールが少量入っているので、あげすぎには注意です。

次は安楽死についてですが、日本で認められています。
ただ、受け付けていない病院もあるので事前の確認が必要です。

安楽死について考えることは簡単なことではなかったでしょう。
きっと黒潮さんは「延命」について、ハイジちゃんのためにたくさん考えられたのですね。
ハイジちゃんはたくさんの選択肢を与えてもらって、幸せ者です。

もう一つ、「延命」でも「安楽死」でもない選択肢があるのをご存じですか?
それが「ターミナルケア」です。
ターミナルケアとは、残された時間が少しでも楽になるよう、身体的な苦痛や精神的な不安を取り除く治療のことをいいます。
ターミナルケアは家でも行うことができます。病院に通うより家でのんびり、と考えていらっしゃるなら、往診の動物病院もオススメです。

ハイジちゃんも黒潮さんも、頑張りすぎないでくださいね。
黒潮さんは選択に悩んでおられるのだと思いますが、ハイジちゃんのことをこんなにも考えて出した結論はきっと正解だと思います。
1人で悩まず、頼れる人に頼ってくださいね。
あーす・ぺっとはうすも、いつでも質問お待ちしています。

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獣医さんとしてはまだまだ"若葉マーク"だけど、動物を愛する気持ちは誰にも負けないわかば先生。
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