しつけ

マーキングとは?愛犬の気持ちに寄り添うスマートな対処法をご紹介
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道端に立つ電柱などに向かって片足をあげておしっこをかける行為、マーキング。犬の習性と知ってはいても、マーキングした場所は掃除をしなければならないため、飼い主にとってはやっかいなものです。習性だけではない愛犬がマーキングをする理由を知って、よりよい信頼関係を築くとともに、コミュニケーションの仕方などの対処法をご紹介します。

 

犬が本来もつ習性、マーキングとは?

本格的な排尿とは異なり、さまざまな場所に少量のおしっこをかける行為を「マーキング」と呼びます。犬同士が出会ったときにはお尻の匂いを嗅ぎ合い挨拶をしますが、おしっこにも性別や年齢、大きさなどさまざまな情報が凝縮。そのおしっこをいろいろな場所に残すマーキングをすることで、他の犬に自分の存在を示しているのです。マーキングには、その場所が自分のテリトリーだと示す縄張りの意味合いがこめられています。ちなみに、足を大きくあげてなるべく高い位置にマーキングをするのは、大きさや強さをアピールするため。
加えてマーキングは、発情期のメスへのアピールになっている場合もあります。オスばかりでなく、発情期のメスもマーキングを行うこともあります。

 

ペットだからこそ起こる、マーキングの理由

ペットである犬たちのマーキングには、上記のような本来の習性に加えて、さまざまなメッセージが込められていることもあります。引っ越しや家族構成の変化、長時間の留守番、強く叱られたなど、何らかのストレスを感じてしまったときに起こることが多くあります。またそれとは逆に、親愛の情を伝えるために、あえて飼い主を見つめながらマーキングをすることも。無防備になりがちなおしっこをしている姿を目の前で見せるのは、信頼の証だからです。さらに、以前にマーキングしたときに飼い主が大騒ぎしたことを楽しく遊んでくれたと記憶してしまい、遊んでもらいたいというアピールの場合もあります。
いずれにしても、いつもとは異なる状況でのマーキングには、愛犬からのメッセージが込められていると考え、愛情を持って対処したいものです。

 

家の中と外で行う、マーキング対策

マーキングを減らすためには、信頼関係をベースにしたコミュニケーションが欠かせません。散歩中のマーキングを減らすためには、リードは必ず着用させて、マーキングしそうになったらリードをやさしく引いて「いけない」と伝えます。家の中では、縄張りを主張しなくてもよいように、愛犬専用のハウスやベッドを心地よく整え、リラックスできる場所を確保してあげましょう。そして、長時間の留守番などはなるべく避け、たっぷりと遊んであげるなどしてストレスを解消してあげるのも有効です。別のアプロ―チとしては、去勢・避妊手術で解決されることもあります。
それでもマーキングをしてしまったときは、ケアの仕方が大切です。特に、飼い主の気を引くためにマーキングをしていると感じられるときは、大騒ぎせずに淡々と対処し、おしっこの跡を掃除してきれいに片付けましょう。そして、留守番などでストレスを与えたと思われるときは、犬を興奮させないように穏やかなトーンで、「おりこうさんだったね、留守番をありがとう」とほめることを忘れずに。
ちなみに、マーキングの跡は、そのままにしておくとさらに同じ場所に繰り返しすることがあるので、消臭剤などを使って匂いが残らないようにきちんとふき取ります。その後、マーキングを防止する成分が含まれている専用スプレーなどを使うのもおすすめです。

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